株式会社KADOKAWAのレーベル「MFブックス」から、10月の新刊が登場しました。今月の新シリーズは4作品です。そのほか、『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~』の最新15巻とグッズ付き特装版、『アルマーク』『かくして少年は迷宮を駆ける』の最新刊もラインナップに加わっています。

10月の新シリーズは4作品
『影魔法使いは悪役かませ犬のままで終わらない1』(著者/くーねるでぶる(戒め)、イラスト/フルーツパンチ)の主人公は、続編ゲームの発売を目前に命を落とします。目を覚ますと、そこは生涯やり込んだゲームの“その後”を描いた続編の世界でした。彼は侯爵家の嫡子エドワードとして転生しますが、周囲からの評価はすでに最悪です。このままでは、物語序盤で惨死するかませ犬の未来しか考えられません。そこで死亡フラグを折るため、前世で培った知識を頼りに影魔法を駆使し、評価を少しずつ変えていきます。やがて「氷姫」と呼ばれる王女シャーロットが課した試練に合格し、正式に婚約者となります。しかし彼は、続編の人物紹介ページに彼女についての気になる一文があったことを知っていました。定価は1,705円(本体1,550円+税)です。
『異世界に転移したけど、僕を呼んだのは誰?1』(著者/雅楽多、イラスト/白峰 かな)の主人公・樹天馬は、呼んだ相手も目的もわからないまま、見渡す限りの草原にただ立っていました。記憶は曖昧で、はっきりしているのは履歴書に書いていそうな基本的な情報だけです。それでも彼は「それはそれで仕方がない」と割り切り、ステータスやスキル、不明なアイテムの鑑定といった異世界序盤の醍醐味を堪能していきます。商人の護衛任務中にゴブリンと遭遇した冒険者一行に、天馬は流れで加勢します。その後、冒険者パーティ『大蛇』とともに城塞都市ゴメナを目指し、まずは冒険者としてこの世界に馴染もうとします。定価は1,760円(本体1,600円+税)です。
『ボロボロの仔竜に懐かれたので、おいしいごはんでふくふくにします! 〜ひとりぼっちな三人が本当の家族になるまで〜1』(著者/ミズメ、イラスト/たらんぼマン)は、癒やしのファンタジー・ヒューマンドラマです。突然の事故で両親を失い、異世界へ転移した少女ユーナは、森で飢えていた仔竜のフォルを拾い、得意の料理を振る舞います。そこへ無口な騎士クロードが護衛として加わり、血の繋がらない三人の共同生活が始まります。喪失感を抱えるユーナ、家族に顧みられず居場所のないクロード、一人彷徨っていたフォル。それぞれに孤独を抱えた不器用な三人は、毎日のあたたかい食卓を通じて少しずつ歩み寄り、本当の家族のような絆を育んでいきます。定価は1,760円(本体1,600円+税)です。
『滅獄の魔女を婚約者にしたら ―世界を滅ぼす魔女を討つため過去に戻ったが、宿敵が可愛すぎて倒せない―』(著者/レオナールD、イラスト/ミユキ ルリア)の主人公は英雄マルスです。マルスは、三つの国を滅ぼし数百万人を殺した『滅獄の魔女』を討ちました。それでも、失われた命は戻りません。荒廃した世界を救うため、彼は聖女の【奇跡】の力で十年前へと回帰し、覚醒前の魔女ノヴァを討とうとします。ところが、若き少女を執拗に追った結果、なぜか彼女と婚約する話が持ち上がります。目の前に現れた宿敵は、不遇な環境に健気に耐える、可憐で愛らしい乙女でした。苦慮しながらも、マルスはノヴァに惹かれていきます。定価は1,760円(本体1,600円+税)です。

『魔導具師ダリヤはうつむかない』15巻で九頭大蛇戦が決着
『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~15』(著者/甘岸久弥、イラスト/駒田 ハチ、キャラクター原案/景)では、九頭大蛇戦が決着を迎えます。ダリヤたちが考案したクラーケンテープによる捕縛作戦は功を奏し、絶望の淵にいたヴォルフも笑みを取り戻します。しかし九頭大蛇は猛攻を受けても抵抗を続け、ヴォルフたちは傷を負い続けます。ただ見ていることしかできない己の無力さに、ダリヤは胸を痛めます。それでも、ダリヤの魔導具と共に戦う隊員たちの姿に背中を押され、彼女は前を向きます。魔導具師ダリヤのものづくりストーリーの第十五弾で、定価は1,760円(本体1,600円+税)です。
あわせて、小説15巻に14巻と繋がるアクリルスタンドが付いた特装版も発売されました。こちらの定価は3,905円(本体3,550円+税)です。

『アルマーク』『かくして少年は迷宮を駆ける』も最新刊が登場
『アルマーク6 南の杖、北の剣編』(著者/やまだ のぼる、イラスト/柚ノ木 ヒヨト、キャラクター原案/出水 ぽすか)は、電子書籍のみで購入できます。アルマークは、クラスメイトのレイラが「試練の洞穴」に出入りしていることを知ります。「試練の洞穴」は泉の洞穴の別名で、初等部の生徒は立ち入りを禁じられています。アルマークがレイドーに相談すると、彼は武術大会で失った自信を取り戻すために洞穴へ挑みたいと言い出します。第一層で試練の厳しさを知ったアルマークは、レイラが一人で洞穴に入るのを止めようとします。洞穴の奥に蠢く闇の罠に、アルマークはマルスの杖で立ち向かいます。本巻では、魔術師として初めて杖を振るうアルマークの姿が描かれます。さらに、書き下ろし「マビリオの単騎駆け」も収録されています。
『かくして少年は迷宮を駆ける5 暴食の迷宮島と蒼き剣/黒の王』(著者/あかのまに、イラスト/深遊)は、王道×本格ファンタジーの第5巻です。迷宮都市【竜呑ウーガ】を巡る陰謀を越えた後、灰色の冒険者ウルが迷い込んだのは、世界最大の迷宮の一つ【大罪迷宮グラドル】でした。行方不明になった【歩ム者】の仲間を探すため、ウルたちは現地の冒険者たちと合流します。そこには、凄まじき剣技を持つ蒼の少女と、クセ者すぎる男がいました。一方、ウルとはぐれたシズクはウーガで仲間たちと行動を開始します。しかし、そこに天魔の使いや天陽騎士たちまでもが集まり、ウーガを巡る『裁判』が始まってしまいます。そして全ての思惑は、湖に浮かぶ難攻不落の【迷宮島】へと収束していきます。定価は1,980円(本体1,800円+税)です。
出典:株式会社KADOKAWA